お知らせ
就活のスケジュールって?全体の流れを理解して効率よく就活をしよう
「そろそろ就活を始めないといけないと思っているけど、いつから就活を始めたらいいかわからない。」「どんな就活のスケジュールで進めればいいかわからないので、不安」大学生にとって、就活は人生を左右すると言っても過言ではない大きなイベントの一つでしょう。
スケジュールや、具体的な準備がわからないままなんとなくの就活をしてしまい「なかなか内定が取れなくて希望の会社に入ることができなかった。」「もっとしっかり就活をしていればよかった。」と会社に就職できたとしても後悔をすることになってしまうかもしれません。
そんな後悔をしないためにも、就活を始める前からしっかりと全体の流れやスケジュールを把握しておきましょう。大学3年生から4年生にかけて就活をしていく中でどの月にどんなイベントがあるのか、どんな準備をしていればスムーズに就活を進めることができるのかを解説していきたいと思います。
就活が本格始動する前にするべき事前準備

いざ履歴書の作成をして面接!という本格的な就職活動が始まる前に、事前準備をすることが就活をスムーズに進めるためには重要です。例えばですが、では今から面接を始めますといわれていきなり質問されても何も答えられない人がほとんどなのではないかと思います。
就活が始まる前にはしっかりと準備をしておくことで選考にも有利に働き、余裕をもって行動できます。面接が始まる前までにしておきたい準備を紹介します。
計画を立てる
さっそく何かを始めよう!とする前に就活の計画を立てましょう。例えばスーツやかばんの購入はいつまでにするのか、何社くらいの企業に応募するのか、いつまでに履歴書を用意するのか、インターンシップの参加はいつするのかなど計画を立てていくと当然わからないことがでてきたり、それぞれどれくらいの時間が必要なのかを計算したり調べたりすると思います。
今まで経験したことのない「就活」に対して大切なのは、できるだけ情報を得て自分が知らないことを少なくするということです。計画を立てるということは、就活の中でどんなイベントが発生するか、どんな準備が必要なのかを知らなければいけませんよね。
計画を立てることで就活をより効率的に進められるだけではなく、自分で就活について調べるから就活についての知識も増えるというのは大きなメリットになります。計画にズレはつきものですし、わからないなりにも計画を立ててみるというところから就活準備を始めましょう。
ナビサイトに登録して、応募する企業を見つけておこう
自分が知っている会社だけではなく、もっといろんな業界や企業を見つけることで思いの外「この会社自分に合ってそう!」「こういう業界で働いてみたい」と思える出会いがあるかもしれません。
実際就活にエントリーすることもできるので本格的な選考が始まる前から登録しておくことでいろいろな企業の情報を見ることができたり、選考が始まってから慌ただしく登録したりすることなくエントリーをすることができます。
求人票をみるだけではなく、先輩たちの就活体験談などを見ることができるサイトもあります。どんな就活をしてきたのか、ぶつかった壁は何なのか実際に体験したひとの話なので就活のイメージもわきやすくなります。就活が本格化する前には登録して一通り目をとおしておきましょう。
自己分析をして自分の強みや弱み、興味を整理しておく
就活の準備としてよく耳にするのが自己分析です。自己分析とは、自分が今までどんな考えで高校や大学に進学をしてきたのかを考えたりどんなことに興味があるのかを深堀りしていくことです。この自己分析がうまくできていないと思うように就活が進まないということになりかねません。
例えば、面接で「なぜあなたはこの仕事に興味をもったのですか?」と聞かれたときにしっかりと「過去にこんな出来事があって、それからこの仕事に興味をもちました。」と答えられた場合と「なんとなくです」と答えた場合どちらが印象がよいでしょうか。
前者の場合は自分のことをしっかりと見つめ直されていて、過去にどんな経験をして、どんな価値観なのか、明確に理解することができますよね。一方で後者は理由が明確ではないですし、どんな考えの持ち主なのかもわかりません。どんな人かわからないということは面接官としても、「自社に合う人材なのか」「自社がほしい人材なのか」わからないということです。自分を知ってもらうためにも自己分析をしっかりとしておきましょう。
業界や企業研究をして興味を広げる
就活本格始動の前に幅広い業界をみたり、企業の研究をしておくことで自分に合った会社を見つけられたり、興味のある業界を増やすことができたりします。選択肢が増えるということはそれだけ心の余裕も増えるということです。極端な例ではありますが、1社だけ応募するよりも10社応募しておいたほうが心に余裕を持つことができますよね。心の余裕を持つという意味でも業界や企業の研究は早めにしておきましょう。
就活全体的なスケジュールを知ろう
就活には時期によって流れがあります。事前に全体のスケジュールを知っておくことで「気になってた会社がエントリーを締め切ってしまった」「インターンシップに参加したかったのにできなかった」そんなトラブルを減らすことができます。
大学3年生の5月〜:自己分析や企業研究などの事前準備を
これから始まる就活に向けて時間のかかる自己分析や企業研究、筆記試験対策などを始めましょう。自己分析等をしておくことでこれから始まるサマーインターンや、冬のインターンで志望理由を聞かれても答える準備ができます。
3月までにはまだまだ時間がありそうですがインターンや学業などで忙しくしているうちにあっという間に時間が過ぎます。この時間でゆったりと土台を作っておきましょう。
大学3年生の6月〜9月:サマーインターンシップ
大学3年生の6月から8月はインターンシップの募集が始まります。企業によってはインターンシップ参加者が選考で有利になったり、インターンシップ参加者のみしか内定を出さないという企業もあるほど就活の中で重要な位置づけになっています。たとえそうでない企業だとしても、就活生として会社内を実際に見学できたり仕事の体験をできるのは会社選びや業界選びにも約立つ情報がたくさんあります。エントリーシートや履歴書でインターンシップの体験を元に志望理由を書くと説得力も増しますよね。
よくある質問として、「インターンシップって絶対行かなきゃだめなの?」という疑問が就活生の中ではあります。たしかに、大学が夏休みに入っているこの時期にわざわざ長期間インターンシップに時間を割くのはもったいないと考える人が多いことも確かです。
ですが、だからこそインターンシップに参加して他の就活生と差をつけることで今後の就活を有利にすすめることができます。会社の情報を得られる機会はそう多くありません。会社説明会やホームページなどで情報を得られますがそれは他の就活生も同じです。
インターンシップに参加した人だけが得られる生の情報を使って他の就活生と差をつけましょう。
大学3年生の9月〜1月:冬のインターンシップ
3年生の9月からは冬のインターンシップが始まります。メインは夏のインターンシップですが、冬でも短い期間での募集がおおい傾向にあります。サマーインターンを逃した人は冬のインターンシップに参加してみましょう。
夏のインターンシップを行っていない企業が冬にインターンシップを行う可能性もあります。企業のホームページや情報サイトを見て情報をキャッチしましょう。「夏のインターンに応募したけれど落ちてしまった」そんなあなたも冬のインターンシップでは応募できます。再度チャレンジしてみる良い機会です。
大学3年生の3月〜:企業へのエントリー・会社説明会への参加
大学3年生の3月はいよいよエントリーの解禁です。この日までに志望動機のベースや履歴書などを作成しておくと企業の選考が始まった際にも慌てることがありません。エントリーを行うと書類の提出を求められたり会社説明会が始まったりするので外出する機会も増えます。オンラインの場合もありますがより多くの企業を見るためにできるだけ会社説明会などには参加したいところです。事前の準備をしっかりして3月を迎えましょう。
3月1日0時からナビサイトでプレエントリーが可能になります。プレエントリーとは企業に「興味があります」と意思表示することで会社説明会の情報を見れたり、エントリーシートの提出方法などの情報を得ることができます。
また、会社説明会も3月から開始されることが多く実際にその会社で働いている人の話を聞くことができたり質問をすることもできます。ある程度興味のある会社、応募する会社の説明会には必ず行っておきましょう。ホームページやナビサイトではわからない情報を聞いたり、他の会社と比べることで雰囲気の違い、強みや弱みを見つけることができます。自分にはどんな会社が合っているのかを判断する材料にもなります。
就活のスケジュールを把握して準備万端で就活に挑もう!
本記事では、就活の全体のスケジュールと事前に準備すべきことをまとめました。全体像をなんとなくイメージをすることができたらさっそく就活の準備をスタートしましょう。早く始めれば早く始めるだけ余裕をもった行動をすることができます。そうすることで、社会人になってから「あのときもっとやればよかった。」と後悔することもありません。
慣れないことばかりで不安になってしまうともあるかもしれませんが、確実に1つ1つやっていけば確実に成果はついてきます!「しっかり準備したから大丈夫!」と自信をもって言えるくらい準備万端で就活に挑みましょう。